News - TRACE32デバッガ、TI C7000 DSPをサポート


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Höhenkirchen-Siegertsbrunn, 13-Apr-2020


TRACE32デバッガ、TI C7000 DSPをサポート

TRACE32デバッグツールにテキサスインスツルメンツ(TI)社の新しいC7000ファミリデバイスのサポートを追加しました。 C7xとして知られるこの新世代のDSPは、既存のTI DSPとEVEコアを単一の高性能コアに組み合わせながら、浮動小数点ベクトル計算機能を追加できます。 ADAS/AVシステムを対象としているため、車載などの過酷な温度範囲での動作を実現しています。

TRACE32ツールは、シングルおよびマルチコアシステムのC7xデバイスをサポートし、ARM Cortexコアを含むすべてのコアに対してのデバッグサポートを提供します。また、標準のJTAGデバッグインターフェースに加えて、C7xにはARM CoreSightに準拠したトレースインターフェースがあります。トレースデータは、専用のオンチップトレースメモリへ保存、トレースポート経由でデバッグツールに送信、またはホストPCへストリーミングすることが可能です。さらに、このトレースデータを利用して、プログラムのデバッグ、ランタイム分析の支援や、アプリケーションの安全認証を支援するコードカバレッジレポートを生成可能です。

Norbert Weiss(マネージング・ディレクター)は、次のように述べています。「ドライバーアシスタンスや自律走行車に対応したデバイスは、エキサイティングかつ革新的なリリースが行われています。新しいデバイスがリリースされる度、我々は、それらに対応した高品質のツールを提供することをお客様に絶えず望まれています。業界をリードする我々が協力し、迅速に高い信頼性の製品をリリースすることは、お客様にとっても望ましいことではないでしょうか。」

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Last generated/modified: 13-Apr-2020