News - TRACE32: Arm SMMU デバッグサポート

ローターバッハ社のTRACE32：Arm SMMU向けフルデバッグサポートを提供

ローターバッハ社のTRACE32^®ツールは最新のArm^® Cortex^®-AベースのSoCで利用可能なArmのシステムメモリ管理ユニット（SMMU）向けにフルデバッグサポートを提供します。 SMMUは、複数のゲストオペレーティングシステムがハイパーバイザーによって管理される仮想化システムを実行するArmベースのチップの重要な構成要素です。これらは、ダイレクトメモリアクセス（DMA）を実行できるペリフェラルの仮想アドレスから物理アドレスへのアドレス変換を独立して実行します。

ローターバッハ社のTRACE32ツールを使用すると、TRACE32 PowerView GUI、コマンド、およびスクリプトを介してArm SMMUを簡単にデバッグできます。ユーザーには、SMMU構成への直感的で使いやすいインターフェイスが提供されます。デバッグのために、ストリームとサブストリームの構成、アドレス変換のステージ1とステージ2のページテーブル、イベントや障害状態を表示したり、SMMUレジスタとフィールドを名前で表示したりすることができます。現在、MMU-400、MMU-401、MMU-500、MMU-600は完全にサポートされており、近々MMU-700も追加される予定です。

「SMMU構成の複雑なデコードはTRACE32ツールによって実行されるため、複数のオペレーティングシステム間の相互作用に関する詳細な知識を必要とせずに、複雑なSoCをデバッグ and トレースするための効率的なソリューションをお客様に提供できることを嬉しく思います。これにより、ユーザーは開発とデバッグのプロセスのみに集中できます」と、ローターバッハ社のシステムエンジニア、Philipp Krönerは述べています。

Arm SMMUのデバッグサポートの詳細については、最寄りの弊社窓口にお問い合わせください。