News - メニーコアシステムのデバッグサポート |
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Höhenkirchen-Siegertsbrunn, 14-Dec-2021 |
メニーコアのデバッグサポートを追加ローターバッハは、マルチコアデバッグソリューションを拡張し、メニーコア(多数の同一コアを含むチップ)のデバッグを実現しました。この新しいフィーチャーは、TRACE32 iAMP(integrated Asymmetric Multi Processing)と称します。 メニーコアは、マルチコアの特殊な形態です。メニーコアは、同一タスク内で同時/並列に動作する複数のコアにより、より高い並列処理性能を実現しています。以前は主に高性能コンピューティングの分野で使用されていたこのようなシステムが、現在、組み込みシステムの設計にも活用され始めています。 通常、組み込みシステムにおけるメニーコアは、従来のマルチコアと同様に扱われます。TRACE32 iAMP では、論理的に結合された同一のコアを単一の GUI インスタンスを介してデバッグできるようにしています。単純に聞こえますが、実際は複雑な処理が必要です。メニーコアによるシステムは通常、複数のオペレーティングシステムによって運用されます。グローバルな物理アドレス空間は、ただ 1 つですが、各 OS は独自の仮想アドレス空間を保持しています。 このようなメニーコアのシステムをシームレスにデバッグするためには、オペレーティングシステムや MMU のトランスレーションなど、ソフトウェアアーキテクチャのあらゆる情報をデバッガが認識することが必要となります。 TRACE32 iAMP は、Arm®、Qualcomm 社の Hexagon™、Infineon 社の AURIX™ TriCore™ などのコアアーキテクチャで利用できます。 ローターバッハのマネージングディレクター Norbert Weiss は、次のように述べています。 「この技術は、従来のマルチコアデバッグモデルのいずれとも異なります。OS とコンパイラが新しいターゲットをコントロールするために進化しているように、デバッグツールも進化していく必要があります。このような理由から、ローターバッハが、再びデバッグ技術の最前線に立ち、お客様がより安全なシステムをより早く市場に投入可能なように支援できることを嬉しく思っています。」 本ページでは、転載およびソーシャルメディア向けのローターバッハニュースをダウンロード可能です。
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