News - StatInf とのインテグレーション |
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Höhenkirchen-Siegertsbrunn, 10-Mar-2022 |
ソフトウェア品質の分析に革新をもたらす、ローターバッハと StatInf 社のパートナーシップStatInf 社とのパートナーシップにより、ローターバッハの TRACE32® トレースツールで取得したプログラムフローのトレースデータを、StatInf 社の 分析ツール RocqStat™ で利用することができます。 TRACE32® により取得したトレースデータを RocqStat™ に読み込ませることで、プログラム間の相互作用や、組み込みシステムのコア間の相互作用の解析を行うことができます。 RocqStat™ で採用されているテクノロジーは、マルチコアシステムのコア間の相互作用を検出可能で、アプリケーションソフトウェアに依存しないため、解析対象の複雑度を許容しています。 また、RocqStat™ は、統計的手法、極値理論、実世界のプログラムフローを利用して、予測不能なソフトウェア実行プロファイル、ソフトウェアバグ、ハードウェアエラー、悪質なソフトウェアによる攻撃などを判断する特許技術に基づいて動作します。 さらに、セーフティクリティカルな組込みシステムを構築する際に必要な、アプリケーションの WCET(Worst Case Execution Time:ワーストケース実行時間)を解析可能です。 StatInf 社の CEO である Adriana Gogonel 氏は、次のように述べています。 「近年ますます多くのお客様が、当社のテクノロジーを使用しています。革新的で使いやすい RocqStat™ は、複雑なマルチコアシステムの安全な利用を可能にしています。」 Airbus 社の Avionics Software 部門は、次のような見解を示しています。 「NEXUS BTM などのプログラムフロー・トレースは、網羅した測定を実施するために必要不可欠です。非侵入型でタイムスタンプが正確な BTM やその他のトレース手段は、WCET の統計的な解析手法に利用したり、ハードウェア・タイミング・モデルの構築を支援してくれます。また、統計手法を活用し、収集した実行時間の品質や網羅性のチェックを行うことも可能です。そして、最終的に WCET の安全な上限を決定することが可能です。このようにトレースデータは、WCET を分析するための重要なデーターソースになります。」 本ページでは、転載およびソーシャルメディア向けのローターバッハニュースをダウンロード可能です。
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