News - マルチコア RISC-V ベクタープロセッサのデバッグデモ展示

Embedded World でマルチコア RISC-V ベクタープロセッサのデバッグデモ展示

SiFive 社 Intelligence™ X280 は、Vector Extension を備えたマルチコア対応の RISC-V プロセッサで、エッジコンピューティングでの AI/ML 向けに最適化されています。このプロセッサは、消費電力の制約があるエッジ端末において、機械学習推論に加え、高スループット、シングルスレッド性能を必要とするアプリケーションに最適です。

TRACE32 64 ビット RISC-V マルチコア対応デバッガは、SiFive 社 X280 プロセッサの全てのマルチコア/マルチクラスタ構成と、全ての ISA 拡張に対応し、Linux システムおデバッグを理想的にサポートする柔軟なコンフィギュレーションを備えています。 さらに、RISC-V Nexus の並列トレースデータを記録するためのトレース拡張機能を提供しています。 Linux を意識したプログラム実行の詳細情報が、全てのコア/クラスタで利用可能であるため、より複雑なランタイムエラーを迅速に特定し、システムの最適化を容易に実現することができます。

Embedded World 2022 のローターバッハ社ブース #4-210で、このデモンストレーションをご覧いただけます。

SiFive 社について
SiFive 社は、RISC-V を世界に紹介したパイオニアとして、世界中で高性能かつデータ量の多いアプリケーションに対し、RISC-V の無限の可能性を示しており、コンピューティングの未来を変革しています。 SiFive 社のプラットフォームは、世界中のテクノロジー企業が、人工知能、機械学習、自動車、データセンター、モバイル機器、コンシューマ機器などのチップ設計のあらゆる市場セグメントにおいて、未来の最先端のソリューションを革新、最適化、提供することを可能にしています。 SiFive 社については、www.sifive.com をご覧ください。

ローターバッハ社について
ローターバッハ社は、1979年以来、モジュール式でアップグレード可能な組み込みシステム開発ツールのメーカーとして世界をリードしています。 また、ローターバッハ社は、世界各地に優良な顧客を持ち、すべての半導体メーカーと密接な協力関係にあります。ミュンヘン近郊の Höhenkirchen の本社では、エンジニアリングチームが洗練された特殊な開発ツールを開発、製造しており、TRACE32® というブランドで世界中で利用されています。 英国、イタリア、フランス、チュニジア、米国の東西海岸、日本、中国に支社があります。また、それ以外の多くの国、地域でも優秀なセールス・サポート・エンジニアが在籍しています。