News - PowerTrace III/ミックスド・シグナル・プローブを新発売


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Höhenkirchen-Siegertsbrunn, 23-Mar-2021


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デバッグ・エクスペリエンスを向上するPowerTrace IIIおよびミックスド・シグナル・プローブを新発売


ローターバッハ社は、新しいハイエンドトレースツールであるPowerTrace IIIの発売を発表しました。これには、デジタル信号とアナログ信号を測定する高性能ハイブリッドツールである新しいミックスド・シグナル・プローブが付属しています。この新しいツールセットにより、ローターバッハはマイクロコントローラーシステムのデバッグ・エクスペリエンスの限界をさらに拡大します。

PowerTrace IIIは、ローターバッハ社のこれまでの製品ポートフォリオの中で最高のトレースツールです。モジュール性と下位互換性の製品哲学に準拠したこのツールは、アーキテクチャに依存せず、拡張可能で、将来も長く使い続けることができます。

PowerTrace IIIは、シリアルまたは、パラレルプリプロセッサのどちらか組み合わせて、ETM、NEXUS、AGBTなどのオフチップトレースインターフェイスを使用してCPUのプログラムフローを保存できるように設計されています。 8GByteのトレースバッファと最大400Mbyte/秒のストリーミング速度により、長期間にわたり大量のデータを収集できます。メモリオーバーフロー、即ち、データの損失のリスクが大幅に減少します。

ミックスド・シグナル・プローブは、最大12個のデジタルチャネルと8個のアナログチャネルを並行して測定できるハイブリッド・プローブです。信号解析に加えて、デジタル信号とアナログ信号のプログラムフローとの相関関係を提供し、エネルギープロファイリングをサポート、プロトコル解析機能も備えています。ミックスド・シグナル・プローブはPowerTrace IIIセットに付属していますが、別売りで他のローターバッハトレースツールであるCombiProbe 2やµTraceと組み合わせてご利用になれます。

ローターバッハ社のマネージングディレクターを務めるNorbert Weissは、次のように述べています。 「新しいプロジェクトへの切り替えにおいても、開発者が継続して利用することのできるモジュール型ツールの作成に、弊社は常に取り組んできました。 Power Trace IIIはそれを実現するツールです。お客様が組み込み設計を解析、測定するために保存することのできるトレースデータの量を大幅に改善しています。組み込み設計は、能力と機能において数年ごとに段階的に変化があり、ツールはそれと並行して拡張できる必要性があります。弊社は、お客様の成功を確実にするための適切なツールを提供していきます」

同製品は、2021年4月1日に発売されます。


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Last generated/modified: 23-Mar-2021