TRACE32ハイパーバイザ認識機能は、実ハードウェアプラットフォームで実行しているハイパーバイザ上の全ての情報をデバッガに提供します。さらに、OS認識機能を各ゲストOS/VMに適用するとデバッガはシステム全体の概要を表示できます。
TRACE32は、各VMにマシン ID (mid column) を割り当てます。このマシン ID は、TRACE32 が利用するユニークな識別子であり、アドレスの拡張子として表示されます。この方法は、既存の TRACE32 ユーザに、親和性の高い表現です。
グローバルタスクリストは、TRACE32 のハイパーバイザー認識機能デバッグの中核となります。
ゲストOSとハイパーバイザの全てのタスク/プロセス/スレッドをリストアップします。
TRACE32 の GUI 上で、タスク名をダブルクリックするだけで、任意のタスクのコンテキストを可視化することができます。
TRACE32 CORE.Listウィンドウは、SMPシステムの各コア上で実行されているタスクの詳細を表示可能です。
TRACE32 グローバルタスクリストのタスク名をダブルクリックすると、TRACE32 GUI 上に現在のコア/タスクのコンテキストを表示します。
TRACE32 では、VM がアクティブでない場合でも、タスクの情報表示が可能です。
TRACE32 allows the visualisation of any task, even if its VM is currently not active.
様々なコマンドオプションの利用により、直感的な操作に加えて、システムのあらゆる情報にアクセス可能です。
|