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TRACE32:Xtensa用オフチップトレースのサポートを追加
ローターバッハ社は、Xtensa用オフチップトレースのサポートを発表しました。 TRACE32はXtensaオンチップトレースプロトコルであるTRAXを発売以来サポートしてきました。今回サポートが追加されたオフチップトレースでは、記録時間が大幅に長くなるため、より包括的な分析が可能になります。
TRAXプロトコルは、IEEE-ISTO NEXUS5001標準規格に基づいています。 最新のTRAXの実装により、 Arm CoreSight™ IPの実装とのインターフェースが可能になります。これにより、トレースデータをサポートされているETB / ETF、TPIU、HSSTPといったトレースシンクに送信できます。今回初めて、Auroraギガビットトレースプロトコルを使用した専用のトレースポートなどを介して、高速シリアルトレースポートに接続して、Xtensaプログラムフロートレースをオフチップでスプールすることができるようになりました。ローターバッハ社のトレースツールを使用すると、TRAXの初期実装で提供された最大256 Kバイトのオンチップストレージとは対照的に、最大4ギガバイトのトレース情報を記録できます。ローターバッハ社のトレースツールはすべて、トレースデータをホスト開発マシンにストリーミングするオプションをサポートしており、実質的に無制限のトレースデータが可能です。
Xtensaプロセッサのトレースサポートは即時入手可能です。詳細については、最寄りのローターバッハ社の担当者にお問い合わせください。
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